2019年12月27日中国情報

【保存版】中国代表的なアプリを5分で分かる! #vol.6

★事前クイズ★
 下記のアプリをいくつが知っていますか?
 1)今日頭条(Toutiao)
 2)美団(Meituan)
 3)滴滴出行(DiDi)
 4)携程(Ctrip)
 5)爱奇艺 (iQIYI)
 6)小紅書(Redbook)

・全部知っている:中国通!
 ・5つ知っている:プロ
 ・3つ~4つ知っている:普通
 ・1つ~2つ知っている:新人
 ・全部知らない:今すぐ記事を見てください!

◯ ▼ ◆ △ ● ◯ ▼ ◆ △ ● ◯ ▼ ◆ △ ● ◯

皆様がご存知の通り、中国は「金盾」(きんじゅん)というネット規制で、
中国国内ではGoogle、Line、Facebookなど、
日本で使われている主要なサイトやアプリがほぼ使えません。

その関係で、中国ではBaidu、Wechat、Weibo、Taobao等、
中国で何億人以上のMAU(マンスリーアクティブユーザー)を持つ、
「これを持っていないと生活できない」レベルのAPPがたくさんあります。

近年、中国の「人口ボーナス期」の終わりを見極めた中国の大手IT企業は、
日本の巨大な経済市場価値を狙い、積極的に進出しています。

でも中国IT三巨頭のBAT(Baidu、Alibaba、Tencent)及び
Tiktok(そう、Tiktokを作ったのは中国企業です)以外、
中国からのアプリはまだまだ日本での知名度が低いようです。

本日はそれら、中国の各領域の代表的なアプリを紹介したいと思います。

☑「訪日中国人旅行者はどのように情報収集を行っているか?」
☑「中国インバウンド市場における効果的なデジタルプロモーションのやり方は?」
等の疑問を持っている方、是非今回の記事をご覧ください。

◆次世代を担う新三巨頭:TMD

中国のネットニュースでは新三巨頭「TMD」という言葉がしばしば出てきており、
この10年間中国IT界を主導したBATに変わって、次世代を担うのはこれらTMDだと言われています。

『 T:今日頭条(Toutiao)
  M:美団(Meituan)
  D:滴滴出行(Didi Chuxing) 

  ↓以下で紹介致します。

1 、【ニュース・文化】 今日頭条(Toutiao)

 ☑ランキング状況:ニュース類アプリNo.1
 ☑運営会社   :ByteDance (ByteDance系の製品:Tiktok、Musical.ly)
 ☑強み     :AIを活用した、コンテンツのレコメンド
 ☑イメージ   :SmartNews、yahoo news
 ☑MAU    :2.2億人

「今日頭条」は中国老舗の大手ニュースサイト「新浪(Sina)」、「網易(NetEase)」を勝てる理由は
AIテクニックを利用し、ユーザーの趣向に合わせた記事を自動配信するという点です。

仕組みとしては、以下のようなものがあります。
「WechatなどのSNSと紐づけて登録すると、趣味趣向が分析されて過去のスマートフォンで
起こしたアクションに関連するニュースを中心に配信される。」
中国のニュースSNSアプリ「今日頭条」人気の理由より

趣味嗜好にあわせて広告が表示されることから、
「今日頭条」に広告を出している有名ブランドが多いです。

2、 【生活サービス】 美団(Meituan)

 ☑ランキング状況:生活サービス類アプリNo.1(中国市場シェア64%)
 ☑運営会社   :北京三快科技  
 ☑強み     :デリバリー、レストラン/映画館/ホテル/レジャー施設の予約等
               低頻度の消費行動を統括し、高頻度のプラットフォーム使用率に至る
 ☑イメージ     :ホットペーパー+食べログ+Uber Eats+楽天トラベル+映画ランド+…
 ☑MAU         :1億人

「美団」最初は共同購入型クーポンサイトとしてスタートし、
クーポンが使用可能な店舗の口コミも投稿、閲覧できます。

サービスの進化とともに、口コミのチェックだけでなく、
そのままレストラン、ホテル、エステ、映画館の座席の予約までをユーザーに提供しています。

2015年10月に、「美団」は当時最大な競合「大衆点評」と合併し、
中国最大のO2O(Online to Offline)サービスの提供元になりました。
 ※会社は合併したが、「美団」と「大衆点評」は別々で運営している

現在「大衆点評」は積極的に日本進出中で、日本国内の掲載店舗数80万店舗以上です。
レストラン、小売ショップ、着物レンタルや美容室等の掲載実績が多いです。

3、 【自動車交通】 滴滴出行(DiDi)

 ☑ランキング状況:自動車交通類アプリNo.1(中国での市場シェア:90%以上!)
 ☑運営会社   :北京小桔科技 
 ☑強み     :AIによる配車
 ☑イメージ   :Uber、JapanTaxi
 ☑MAU      :2400万人

「滴滴出行」は毎日100テラバイト分の車両の走行軌跡(位置情報)データがクラウド上に新規に追加され、
乗車の需要を予測したり最適ルートを検索したりするAIに磨きをかけています。
すぐにドライバーと乗客のマッチングが行なえる点が「滴滴出行」の強みです

また資金調達能力が高く、Uberを勝ち抜き、中国市場を独占しています。
「滴滴出行」の株主の中、Tencent、Alibaba、Softbank、Bookingなどの巨大企業があり、
日々の基本業務、そして海外市場開拓、自動運転技術開発に資金をサポートしています。

現在「滴滴出行」は日本企業向け広告配信サービスを提供していないようで、
今後はどのような展開になるのか、楽しみですね。

◆その他領域のNo.1

4、 【旅行OTA】  携程(Ctrip)

 ☑ランキング状況:旅行OTA類アプリNo.1
 ☑運営会社   :携程计算机技术(上海)
 ☑強み     :さまざまなサイトからの在庫共有がされていることから、
          潤沢に宿泊施設を供給できる点
 ☑イメージ   :トリップアドバイザー+Booking+スカイスキャナー
 ☑MAU      :2700万人

「携程」は中国発のOTA(Online Travel Agency)で、
中国首位、世界第3位の規模となっています。

2009年から、世界各地のオンライン旅行サイト(日本の楽天トラベル、一休など)と連携し始め、
情報の統合と安い価格設定が評価されています。

また航空券予約やホテル予約はもちろん、パッケージツアー、ビザ手配、通貨の両替、
旅行先の店舗で使用できる商品券の配布なども行っています。

中国観光客の好みを調べるとか、集客のための広告出稿やプロモーションを
展開するにも適したプラットフォームです。

5、 【SNS型EC】小紅書(Redbook)

 ☑ランキング状況:SNS型EC類アプリNo.1
 ☑運営会社      :行吟信息科技(上海)
 ☑強み          :SNS+口コミ+EC機能により、
              認知、興味喚起、比較検討、購入、一気通貫で連結している
 ☑イメージ     :インスタグラム+アマゾン+@COSME
 ☑MAU        :5900万人

「小紅書」は「インスタグラム」と「アマゾン」が一緒になったようなアプリです。
購入した商品の写真や動画をアップして、「いいね!」やコメントをもらって、
またシェアすることもでき、ここまではよくあるSNSと同じです。

他と異なるのは、このアプリ内で商品を購入できる点にあり、
それゆえに「モバイル特化型ECアプリ」とも「SNS型ECアプリ」とも言われています。

「小紅書」のユーザーは主に90年代の若者(特に比較的裕福な都市の女性)となっています。
また「@COSME」を運営するアイスタイルとも戦略的提携を行っているようです。
若手女性向けの商品プロモーションにはとても効果的です。

6、 【ビデオ】 爱奇艺 (iQIYI)

 ☑ランキング状況:ビデオ類アプリNo.1 (ショットビデオ抜く)
 ☑運営会社   :爱奇艺科技(北京) 
 ☑強み     :中国でヒットになったオリジナルバラエティ番組、ドラマが多い
 ☑イメージ   :Hulu、Netflix
 ☑MAU      :2.5億人

「爱奇艺」は、Baiduのグループ会社です。
ドラマや映画が視聴できるHuluや、Netflixと似ているサービスです。

「爱奇艺」で動画広告を配信するサービスを日本企業にも提供しています。
動画広告を使うことで、メーカーや小売店は将来のお客さまとなる中国人へアプローチ可能に。
さらなるブランドファンの獲得が期待できます。

今回の記事は以上となります。

次回のコラム更新は2020年になりますが、
皆様、どうぞよいお年をお迎えください!

来年も中国マーケティングの最新情報をお届けできるように頑張りますので、
引き続きよろしくお願い致します!

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