国慶節に向け販促戦!中国での成功事例 #vol.1

「国慶節ってなに?」「いつからいつまでなの?」「中国人の観光客はどのぐらい来るかな、、」
と感じているインバウンド担当の方。

「国慶節」とは、中国の建国記念日で、春節に並ぶ大型連休の一つです。
毎年10月1日~10月7日、中国全土は7連休となります。
この休みを利用し海外旅行する中国人は多く、2018年の国慶節連休において、
中国本土から海外旅行する中国人観光客は過去最高の700万人と伝えられています。
つまり国慶節は日本の魅力をPRする絶好のチャンスです。

中国での成功事例

国慶節は中国のマーケターとしても1年1度の大イベントとなり、
中国では「国慶販促戦」と呼ばれています。
今年もたくさん面白い広告が出ていましたので、下記にて3つをピックアップします。
自社の中国SNS配信内容をもっと中国人の好みに合わせたいと考えている方、是非ご参考ください。

①コンテンツ中心プロモーション
コンテンツ中心の販促施策は一番シンプルで一番難しいかもしれません。
より人の目を引けるアイデアが出せば、より良い効果を得ることができます。

 ◆事例:洽洽(チャチャ)食品
 中国の大手菓子メーカー、主力製品はヒマワリの種、スイカの種、ナッツ菓子等。

 国慶節は中国全民族を統一し、建国をお祝いするお祭りですので、洽洽のポスターは
 中国56民族の服装の特徴を自社の代表的なお菓子と組み合わせました。自社商品と関連
 があり、オリジナル性もあるし、よい反響を得ています。

※使用プラットフォーム:Weibo

②コミュニケーション中心プロモーション
Webマーケティングを行ううえで、ユーザーとのコミュニケーションは重要なポイントです。
コミュニケーション型のプロモーションはユーザーの感情を動かすことができ、
さらに深いインパクトを与えることができ、印象に残ります。

 ◆事例:ハイアール
 中国の大手家電メーカー、冷蔵庫、エアコンは特に有名です。ツイター上、
 Haier Japanは3万人以上のフォロワー持っている、世界有名なブランドです。

 国慶節という愛国心を溢れる時期に、ハイアールのWechat公式アカウントにて
 「あなたの愛国スタイルは?」というテストをLPで流しました。
 テスト画面、選択肢、そして結果の説明が面白く、ゲームとして楽しめます。
 またテスト結果をシェアすれば景品の抽選会に參加することができ、
 短時間内に数万回以上のシェア数を得ました。

 ※使用プラットフォーム:Wechat

③逆効果プロモーション
中国若手向けの人気のプロモーション方法です。
主な特徴はネガティブエネルギーを発散することによって、
若い世代の共感を得ることを目的にしています。
たくさんストレスを受けている若い人にとって、温かさはなく、
極端な表現やショッキングな文章を逆に受け入れやすいです。

 ◆事例: 小米(シャオミ)
 小米の代表作はスマートフォンMI-Oneです。
 近年からスマホメーカーというより総合家電メーカーとしての色が濃くなっていて、
 中国若者の中では大人気なブランドです。

 国慶節大型連休の中、海外旅行している友達を見て、羨ましいと思っている人たちのため、
 小米は「家の中でも連休を楽しめる方法」を紹介しました(当然自社商品も関連しています)。
 小米のVRメガネを使って映画を見るとか、小米スマホ特有の静かモードを使って午後まで寝るとか、
 7つの方法を7日間に分けて配信しました。
 次の日の配信内容を期待していたフォロワーもたくさんいるようです。

※使用プラットフォーム:Weibo

国慶節だけではない!
2019年の国慶節はもう終わりましたが、
でも2019年に中国で行うイベントは他にはいろいろあります。
マーケティングをする上で、各イベントの特徴を把握することで、様々な施策に取り組むことができるでしょう。
下記にて10月中の他のお祭りの情報を紹介したいと思います。

①10月7日(重陽節)
昔の重陽節は陰陽思想によると陰と陽が重なる特別な日とされており、
現在の中国での重陽節がなぜか「老人の日」のような存在になっています。
お年寄り向けのプレゼント販売、「長寿」、「家族団欒」をテーマとしたプロモーション施策がおすすめ。

②10月12日(世界目の日)
中国でも「世界目の日」前後では目にまつわる商品やサービスのプロモーションが行われるため、
メガネ、目薬・コンタクト、そしてアイメークアップに関わる
製品のキャンペーンを実施してみるのもいいかもしれません。

次回の記事は、
「中国のツイター:Weibo」と「中国のライン:Wechat」、
 中国TOP SNSのそれぞれの機能と広告出し方の違い
について、ご紹介します。
どうぞお楽しみに。